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​ハイドロカルチャー初心者の方必見!

いろいろな疑問にお応えするQ&A特集

ハイドロカルチャーの植込み材はビー玉でもいいの?

残念ながら、ビー玉はおすすめできません。。。​​

ハイドロカルチャーの植込み材には、大きく2つの条件があります。

1)無機質であること。

​  水を溜めて管理をしますので、濡れることによってそれ自体が劣化・腐食するものは使えません。

2)多孔質構造であること

レカトン 拡大

​これはレカトンの断面を拡大した画像です。

​この中には無数の孔(あな)が空いており、これを多孔質構造と呼びます。

このおかげで、植込み材には水と空気を含み、植物に供給することができます。

植物の育成には、実は水と同じくらい空気(酸素)が重要です。

実は根も”呼吸”をしているのです。

もし、根が水だけで満たされていたら、根は呼吸が出来ずに窒息して死んでしまいます。

これを”根腐れ”と言います。

水だけで満たされていても根がすぐに根腐れするわけではありません。

新鮮な水の中には酸素が溶け込んでいます。(これを”溶存酸素”と言います。)

常に新鮮な水で満たされ続けていれば、水に浸かりっぱなしでも植物は呼吸をすることができます。

しかし、この溶存酸素は気化したり、植物が消費したりして無くなってしまいます。

​そうすると、空気を保持できないビー玉や一般的なガラス素材では、根腐れの危険性がグッと高くなってしまうわけです。

あと、意外かもしれませんが、竹炭や備長炭などは多孔質構造をもった無機質素材なので、チップ状にしたものをハイドロカルチャーの植込み材として楽しむことができます。

​(粉には多孔質構造がありませんので、良く洗ってから使いましょう)

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