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ハイドロカルチャー初心者の方必見!
いろいろな疑問にお応えするQ&A特集
ハイドロカルチャーっていつからあるの?
ハイドロカルチャーは、ドイツで生まれた比較的新しい栽培方法です。
実はもともと植込み材のレカトンは、植物栽培をするためのものではなく、断熱等の用途で建築資材として使われていました。現在でも植物栽培用とは種類が異なりますが、ヨーロッパでは異なる仕様のものが建築資材として幅広く利用されています。
もともと、土地がやせていた地域で、気候的にも外で観葉植物を育てることは難しい条件の中、試しに使ってみたところ、植物に程よい水と空気を含むことができ、栽培に適しているという事で、新しい園芸に発展してきたといわれています。
日本にハイドロカルチャーが最初に入ってきたのは、1980年頃です。
当時は、新しい園芸手法という事で、ブームになりましたが、このブームは長く続きませんでした。
当時、ハイドロカルチャーの資材や器などは、輸入や国内で手に入ることができましたが、肝心の植物がありませんでした。そこで、土植えの植物をハイドロカルチャーにして植え替えたのですが、これが難しく、失敗する人が続出してしまったのです。
もちろん現在では、国内でハイドロカルチャーによる観葉植物の生産がおこなわれておりますので、安心してご利用頂けます。
余談ですが、近年では観葉植物以外にも、植込み材を使わず、溶液だけで野菜などを栽培する植物工場なども、ハイドロカルチャーの一種です。日本にいるとわかりづらいかもしれませんが、新鮮な生野菜が育てられない環境でも栽培、食べられるようになってきました。
上の写真は、沖縄県にある植物工場の様子です。
沖縄では、暑い気候のため本州から野菜が届けられていましたが、県内で地産地消する取り組みが、始められています。
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